2011年02月15日

農地探し(その2)


たまたま知り合った農家の方、数名に相談に行くと、
「まずは1反とか、その半分でもいいから借りて
地元で信頼を得ることで、さらに貸してくれる人が
現れるだろう」とのアドバイスをもらいました。

市街化区域の農地はあきらめるとして、
市街化調整区域でなるべく近所の農地を探そうと
市役所の農政総務課に相談に行くと、
自分の家から車で30分くらいの所に
3反くらい(数か所に分散)の農地
(持ち主は無償でよいので貸すことを希望)
があると教えてもらえたので
地図を頼りに、どんな場所か下見に行ってみました。

その気になれば農地はなんとか借りられそうだと
ひとまずほっとして、次に
県の農業改良普及センターに行って
農業を新規に開始するに当たってのアドバイスを
受けようと思いました。

県の担当の方からのアドバイスは慎重で、
「農業するには、技術・土地・資金・機械 の4つが必要」
「地元の農家などの知り合いを通じてでないと土地はなかなか
貸してもらえない」
「まずは姫路市内で自然農法をしている若い方を紹介するので
会ってみてはどうか」
「どこかの農家の下で研修する期間があったほうがよい」
と言われました。

たしかに落ち着いて考えてみると、いきなり素人が
見知らぬ土地で3反も農地を借りて
「やってみたけど無理だったから農地を返します」、
なんてことになったら、いろんな人に迷惑かけそうだし、
他の新規就農を目指している人にも
世間のイメージダウンという悪影響を与えてしまう・・・

ここは焦らず、県の担当の方のアドバイスに従って、
研修させてくれそうな農家を紹介してもらうことにしました。

  


Posted by やまち畑 at 21:30Comments(0)田んぼ

2011年02月15日

農地探し(その1) 市街化区域の壁

今回は、新規就農を目指して農地を探している方に
参考になるかもしれないので、
自分のこれまでの農地探しの様子を紹介します。

「自分一人で自然農のように肥料・農薬を使わないで
農業をなるべく早く始めたい。」
「できれば家の近所で農地を借りたい」
という方針だけ固めて
農地についても農業についても
右も左も分からない状態で
本気で農地探しを始めました。

近所の使ってなさそうな農地巡りをしてみると
市街地でも結構よさそうな場所がある気がしましたが、
市役所の農政総務課の方や知人のアドバイスなどから、
おぼろげに理解したところでは、

→親などから相続して農地(市街化区域内)を所有している人は、
相続後20年の間、農業を継続することを条件に
「相続税の納税猶予」を(おそらく)受けている。
( 納税猶予の参考 → http://allabout.co.jp/finance/gc/10903/  )

→もしも相続後20年を待たずに、所有者が農地を他人に貸したり、
耕作をやめてしまったりすると、
相続税の納税猶予の対象から外れてしまって、
所有者は猶予されていた税を結局納めなくては
ならなくなる。


そういった相続税の制度的な事情があるので、
もしも市街化区域内で農地を借りようと思うなら、
①「相続税の納税猶予」の金額に見合うほどの賃料を払うか、
②相続後、すでに20年以上経過している農地の所有者と
運よく出会って「安く貸してください」と交渉するか、
くらいしか可能性がなさそうです。


①は、農業で稼げる収入より、土地の借り賃が高くなりそうなので論外、
②で万が一安く農地が借りれたとしても、
農地の所有者がすでに高齢であれば
借りて数年も経たずして相続税の問題にぶつかり
農地を返すことになりかねない・・・う~む。

どこが市街化区域でどこが市街化調整区域かなんて、
自分の人生でこれまで1度も意識したことなかったけど、
いろいろ影響があるものなんですねぇ・・・ガーン


などと考えて、「市街化区域で農地探し」という当初のプランは
なかなかハードルも高く問題が多そうなので、あっさりあきらめました。



  


Posted by やまち畑 at 21:00Comments(0)田んぼ