2012年09月28日

一面のネコジャラシ畑

奥さんの実家、三木の畑の様子です。

8月10日頃にトラクタで耕して、
カラカラに乾燥してしまった土に
すぐに人参の種まきをして、
刈った草で覆っておいて、
その後も、1~2週間おきに
三木に行った折に、
発芽の様子を見ながら、
まばらにしか生えていない場所には
タネを追加でまきなおして
水やりもせずに放っておいたのですが、
9月初めくらいに見たときは、
どうにか3列か4列くらいは発芽してくれた様子で
草もそんなに伸びていないし、
しめしめと思って安心していました。

ところが、種まきから約1カ月半経った9月26日に久々に
「人参は育ったかな~??」と、見に行ったら、
見事なまでのネコジャラシ畑に変身していました。

なんとなく うっすらと 
黄緑色の人参の葉っぱが
すじ状に見える気がする・・・




これだけ残暑厳しく乾燥していたのに、
トラクタで走ってから1カ月半ほどの期間で
こんなにネコジャラシが伸びるとは
予想外でした。

その日は大根やカブなどの種まきをしようと思って
三木に行ったのに、急きょ予定変更。

ネコジャラシの中から人参を救い出さねば!!

手でひたすら雑草を抜くしかありません。

3時間くらいかかって、ようやく人参の葉っぱが
すじ状に姿を現してくれました。



8月10日にまいて順調に育ったのかな、と
思われる大きな人参の列やら、
発芽したばかりみたいな小さい人参の列やら、
生育はバラバラですが、
冬までには どうにか食べられるサイズに
なってくれることを祈っています。


ところで、三木の畑でトラクタを使ったのは
2009年の春以来、3年半ぶりだったかと
思います。

2009年の夏に、自分が畑をやり始めてからは
トラクタは使わない方が土が豊かになり
作物が育ちやすくなると信じて、
種まきの前には鎌で草を刈って・・・
という、不耕起栽培の自然農のやり方に
従っていたのですが、
今年は、時間もあまりなかったので、
種まきをちょっとでもラクしようと思い、
「えいや」という感じで安易な気持ちで
トラクタで一気に耕して草を消して(?)みたところ、
実際にはネコジャラシに絶好の環境を
整えてしまったようで、
人参の発芽・生育も昨年より悪そうだし、
1カ月半経ってからの除草作業も大変になった印象。

不耕起栽培の教科書が強調しているように、
草に負けないように、でも草を取り過ぎないように
適度に周囲を刈って地面を出して、
なるべく耕さずに種をまくことは
作物の発芽・生育のためにも
後の管理作業を楽にするためにも 
やっぱり大事なのかなぁ、
と思いました。








  

Posted by やまやま at 20:20Comments(0)