2011年10月04日

◆不耕起+自家採取=楽しい!


不耕起栽培を初めて1年2カ月ほど経った我が身を
ちょっと ふりかえります。

肥料も、農薬も、トラクタも使わない(不耕起栽培の)自然農に
チャレンジしようかな? と思っていたとき・・・
「肥料なしで野菜なんか作れるわけがない」
「収穫量が少なくて農家として食っていけない」
という考えが 自分の頭の中から勝手に浮かんできました。クレイジー


自然農に魅力を感じる反面、
考えれば考えるほど、自分でも 
肥料なしで野菜が育つのかどうか
確信が持てなくなってきました。

でも、実際に 世の中を見渡してみれば、
自然農で「食っていけている」人が
少数なりとも存在しているし、
「自然農なんかやめとけ」と言う人たちは 
おそらく自分では不耕起の自然農に
本気でチャレンジした経験を 持っていないだろうし、
「食っていける」とか「食っていけない」といった感じ方は
主観的なもので、かなりの個人差があるだろうし・・・・

などと 2ヶ月間くらいは足踏み状態で思案していましたが、

だんだんに決心が固まってきて、

自然農のスタイルが自分自身に合うかどうか
そして「食っていける」と実感できるようになるかどうか
答えが知りたければ 実際に体を動かして確かめるしかない、

という感じで 去年の7月に 
生まれて初めてキュウリのタネをまき・・・
秋には「野菜のタネとり」も初経験。

それから あっという間に1年2か月が過ぎて・・・
1年2カ月 どうにかやってみての感想と言えば・・・

とにかく楽しい!

草刈り機は使ってますが、
トラクタとか、管理機の出番は ほぼなし。

機械の音と振動と排気ガスの疲れは結構しんどいですが
クワで草を削ったり、畝を立てたりする疲れは心地よく、
自分の自信にもなっていくことを実感してます。

自然農のよいところは、機械使用にかかる経費も
タネや肥料を買う経費が
ほとんどゼロOK

自分がクワ持って 体さえ動かせば、
大地から野菜がわいてくる・・・
自分で採ったタネや 自分で耕してできたウネには
妙に愛着がわいてくる・・・

「農家の所得アップのために最善な農法」とか
「できるだけ安く、たくさん野菜を作れる農法」とか
難しいこと考えなくても、
自然農を3年、5年、10年と続けて行くうちに、
「楽しくやってたら、いつのまにか
家族もそこそこ食っていける農家になっちゃった~」
晴れ
みたいなゴールを目指してみたい。

そういう農民の数が増えて行ったら
自然と農業振興になりそうな双葉



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Posted by やまやま at 20:25│Comments(1)
この記事へのコメント
はじめまして。
自然農法に興味のある主婦です。
色々調べる中こちらのページにたどり着きました。

まだ、色々情報を集めているだけなのですが、
いつか自身で自然農法で出来た食材で料理がしたいなぁと
あこがれています。
また、そちらに見に行きたいです!

これからもブログ見させてください!
よろしくお願いします!
Posted by ぴぴ at 2011年10月05日 13:04
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