2012年08月14日

◆『声の力』 (オススメの本)

久々に図書館で本を借りました。

 
『声の力』 (オススメの本)

『声の力』というタイトルの隣に「歌・語り・子ども」という副題、
そして、4名の名前があります。

河合隼雄(臨床心理学者)
阪田寛夫(詩人・作家=多くの童謡を手がける)
谷川俊太郎(詩人)
池田直樹(声楽家)

河合隼雄さんによる あとがきを見ると、
本書ができた経緯や様子がこんなふうに
紹介されています。

  本書は小樽市の「絵本・児童文学研究センター」主催による、
 二〇〇一年十一月十一日に行われたシンポジウムを基にして
 成立したものである。
  当日は、私の講演に続き、阪田寛夫さんの講演は、
 バスバリトン歌手の池田直樹さんの実演つきで、
 童謡やわらべうたについての話があり、
 その後、池田直樹さんの独唱、
 そして、谷川俊太郎さんをコーディネーターとする
 全員参加のシンポジウム、そのなかで、興に乗って
 谷川俊太郎さんも自作の歌を歌うということもあり、
 実に多彩で面白いものとなった。

河合隼雄と谷川俊太郎の名前が一緒に並んでいる本は
とにかく面白い予感がするので、早速借りることにしました。

そして、家族が留守で自由時間たっぷりだったので、
その日のうちに、一気に読めてしまいました。

「私のなかの歌」というテーマで4名が討議していると、
子ども時代に聞いたり歌ったりした歌や、声についての
思い出話やエピソードがあれこれ出てきます。

育った時代や家庭環境が4名それぞれで異なるので、
讃美歌、わらべうた、童謡、軍歌、ロシア民謡、
うたごえ喫茶、など、印象に残っているものも様々。

これを読みながら、自分の中にはどんな歌が
入っているかなぁ?と思い出を探ってみるのも面白いし、
自分の子どもとどんな歌を一緒に歌おうか、など
考えるのも良いかと思います。

わらべうた を いろいろ知りたいという気になりました。






同じカテゴリー(その他)の記事画像
新型コロナ調べ(第4回) 実際の感染者数(年代別)データを用いて重症病床使用数をシミュレーションしてみると・・・?
新型コロナ調べ(第3回) 感染者数が再拡大する場合の重症病床使用数の計算例
新型コロナ調べ(第2回) 重症者が重症病床を使用する日数が長期化した場合の計算例
新型コロナ調べ(第1回)重症者数の推移を簡易的にシミュレーションするモデルの作成
美方高原 雪景色
やられたぁ!
同じカテゴリー(その他)の記事
 新型コロナワクチン、反対の声も (2021-12-13 15:30)
 新型コロナ調べ(第4回) 実際の感染者数(年代別)データを用いて重症病床使用数をシミュレーションしてみると・・・? (2021-04-01 21:10)
 新型コロナ調べ(第3回) 感染者数が再拡大する場合の重症病床使用数の計算例 (2021-03-05 19:15)
 新型コロナ調べ(第2回) 重症者が重症病床を使用する日数が長期化した場合の計算例 (2021-03-02 20:41)
 新型コロナ調べ(第1回)重症者数の推移を簡易的にシミュレーションするモデルの作成 (2021-02-26 23:10)
 近況報告 (2014-05-23 23:15)

Posted by やまやま at 21:20│Comments(0)その他
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。